うずまき

うずが天国に旅立ちました。


23日の夜中、父の時と同じように弟からの電話でした。
急いで車を走らせ、駆けつけましたが、最期の瞬間には間に合いませんでした。

いつものベットに横たわった小さな体は、もう息をしていませんでした。
目も開いてくれることはありませんでした。

でも、うずは母に抱っこされて最期の時まで身体をさすってもらって
少し苦しんだけれど、ゆっくりと旅立ったそうです。
それを聞いて安心しました。

まだ温かい身体をなでると、今までに感じたことのない悲しみがこみ上げてきました。

頑張ったんだね、もう苦しくないんだね。


21日の金曜日、幼稚園の祖父母参観に来てくれた母を実家へ送った時に見たうずは
あまりに弱り、あまりに痩せ細っていることに驚きました。
吠えるわけではなく、寂しげに『クゥ~ン』と語り掛けるように泣く姿を見たときに
別れの日が来るのもそう遠くはないと覚悟はしていましたが。。。

やっぱり悲しいです。
小さくなった身体をなでればなでる程、涙が溢れて止りません。

弟と2人で深夜営業のスーパーにドライアイスをもらいに行きました。

ちょっと冷たいけれど我慢してね、とドライアイスを抱かせると、
もう身体が冷たくなっていました。

帰りの車の中も、帰ってからも、悲しくて涙が止まらなくて、ほとんど眠ることが出来ませんでした。



私が24歳の時、会社の同僚のお家のお隣さんがミニチュアダックスのブリーダーをしていて
当時一番人気だったミニチュアダックスを破格の値で譲ってくれるというので
もらいに出かけたのです。蒸し暑い初夏の日でした。

段ボールの中に小さな小さな子犬が6,7匹いました。
子犬を見るのも触るのも初めての私に、同僚が触り方を教えてくれました。

そっと人差し指を近づけると、ペロペロと私の指を舐めたり噛んだりしてきました。
みんなすぐ飽きるのだけれど、いつまでも噛んでいた子がいました。

この子にする、と連れて帰ったのがうずです。
缶コーヒーの小さな段ボールに入れられて、我が家に来たのでした。


その日から今まで、うずは家族の中心でした。
不器用な私たち親子の間に入って、家を明るく楽しくしてくれたよね。

父が亡くなった時も、ずっと母のそばにいてくれたよね。

母はうずの世話をしなくては、という思いがあったから、寂しさが紛れたといいます。


人が亡くなると、その瞬間からいろいろ事務的な手続きが一斉に始まり
時間に追われ、親戚、他人に気を遣い、ゆっくりと悲しみを感じる暇などありません。

動物だとそれがないので、ゆっくりうずとの思い出にひたり、
悲しみをひしと感じ取れました。
辛いけど、とてつもなく辛かったけど、ゆっくりお別れができました。

今もまだ、胃のところをえぐられるような感じが残ります。
この2日間のどの場面を思い出しても、まだ涙が出てきます。
こんなに心をこめてお焼香をしたのは初めてです。
こんなにお経が有難いものだと感じたのも初めてです。


家族の誰かがいなくなることを、こんなに悲しいと思ったのも初めてです。

もう少し一緒に居たかったよ。


向こうでお父さんと会えたかな。
うずが旅立った23日は、お父さんの命日だよ。
病名も月命日も一緒だなんてね。
また2人で昼寝してるかな。


大好きだよ、うず。いっぱいいっぱいありがとうね。
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Commented by walnuss at 2014-11-26 09:30
うずちゃん。
天国に召されてしまったんですね。
寂しいね、本当に。

愛らしい姿だけでも癒されるうずちゃん。
でも、もう会えないなんて信じられないな。。。

ご家族に寄り添って安心して日々を過ごしていたんだろうなぁと思うし、ご家族もそんなうずちゃんに穏やかな気持ちを抱かれていていたんだなぁと想像します。

ペット君は一緒に住めてない我が家なので偉そうに言えないけど、うずちゃん、とっても幸せだったと思います。本当に。
ご冥福をお祈り致します。合掌。



Commented by emily0805 at 2014-11-26 21:00
◆walnussさま◆
温かいお言葉ありがとうございます。
寂しいです。ホントに寂しいです。
こんなに辛いなんて想像できずにいました。

あの時のうずは吠えるばかりで、申し訳なかったと思うのですが、walnussさまにうずを見ていただいていてホントに良かったと思うのです。
うずがいたことを、一人でも多くの人に覚えていて欲しくて。

私たちが幸せだったように、うずも幸せだと感じてくれていたと信じたいです。
by emily0805 | 2014-11-24 22:48 | Family | Comments(2)